「ヨルダン」で憶う。

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ぼくらがここを創るまで、ぼくらもここに出会うまでのプロローグを綴っています。

ヨルダン「アンマン」
ヨルダン「アンマン」

トルコから空路で、中東「ヨルダン」へ。
本当は陸路で、シリアを経てヨルダンを訪れる予定でしたが当時シリア国内では内戦が始まったばかり。国境は封鎖されている状態。
インドで出会った旅人に、
「シリアのパルミラがとても印象的だった。」
という話を聞いていたので、できることなら訪れてみたかったと少し残念に思いつつ、元々臆病な僕は、危険な地域に冒険心で乗り込めるような勢いがあるはずもなく、迷わずアンマン行きの航空券を手配しました。

「次はヨルダンに行くよ。」

日本にいる親や友人と連絡を取る中で次の行き先を告げると
「大丈夫?」や「危なくないの?」と決まって返事が返ってきました。

ここまで色々な場所で出会った旅人の多くは中東の国々をまわってきて人ばかりで、もちろんヨルダンについても色々と話を聞いていたので、
その時の僕には不安は特にありませんでした。
興味を持たないと、日本ではあまり良い情報が入りづらい「中東」の国々。
旅人から得た「すごく良かったよ。」という情報にむしろワクワクしていました。

アンマンの空港に到着して、目星を付けていた宿までバスで向かうことに。

空港のインフォメーションで行きたい地域を伝え、案内されたとおりのバスに乗り込みました。
どこまで行くのかもあまり分かっていなかった僕が少し不安を抱いていると
案の定、だだっ広い駐車場のような所で「終点だよ!」と降ろされてしまいました。

たまたまなのか、他の国では何処に行っても一人くらいはツーリストらしき人を目にしていたのにそこには現地の人ばかり。
みんな良くテレビや写真で観ていたとおり、頭にストールを巻き付け、髭を蓄えて、チラホラ銃を持った人も。

フラフラと彷徨う。

日陰もない、広い広場に数台のバスとタクシー。
ふらふらと彷徨っていると、タクシー運転手に話かけられました。
目星を付けていた宿を伝えると友達が働いているとの事だったので、そのタクシーでアンマンの中心地にある目的地まで連れて行ってもらうことに。

目的の宿に到着し、荷物を降ろし食事がてら散策に。
中心地は車も多く、都会的な雰囲気。
決して大都会ではありませんが、ここが中心地という空気。

アンマンの公園。
アンマンの公園。

過ごしてみると、治安も良いように感じました。

町も比較的綺麗な印象で、人も親切。色んな事を教えてくれました。
これはイスラム教徒なら当たり前の事だから、と親切にしてくれる人。
ヨルダンの(中東の)良いところや、今の状況を話してくれて、実際に訪れて感じた僕に伝えてほしいという人。
でも付け加えるように、一部危ない地域には安易に行ってはいけないよと忠告もされました。

ジャーナリストやカメラマン。今のリアルな中東の状況を他の国に伝えてくれる人々に、ヨルダンの人たちはとても感謝している印象でした。
しかし、一方で危険をおかしてまでその地に向かう人を止めたい。そう思う人もいるようでした。

僕は、たった数週間しかヨルダンに滞在していません。
なので、分からない事だらけです。

でも、僕はここで過ごした短い期間で中東地域への印象はガラッと変わりました。

アンマンから死海へ。
ペトラ遺跡と本当にベタな所にしか行けていません。

死海。塩分濃度が高く、身体がプカプカと浮く。
死海。塩分濃度が高く、身体がプカプカと浮く。
想像以上に広いペトラ。
想像以上に広いペトラ。

ですが、訪れた場所はどこも良く印象的で
更に話を聞いたり、調べると「行きたい!」とワクワクする国や場所が中東地域にはたくさんありました。

当時はその雰囲気を感じてみたい。
という好奇心で、中東「ヨルダン」を訪れました。
なので、スケジュールもタイトになってしまいました。

次はじっくり中東をまわってみたい。
訪れた事で、できた未来への楽しみです。

「ヨルダン」は僕に、実際に訪れて感じないと分からない空気があることを教えてくれました。
これは勿論旅を通して常に感じている事でもあります。
でもここで感じたのは、いつもとは少し違ったことを憶いました。

ペトラ遺跡より。
ペトラ遺跡より。

インターネットやSNS,メディアを通して色々な情報を得られる昨今。
先入観や思い込みのイメージは捨てて、純粋にもっと地球を観て感じたい。
そんな未来への楽しみをお土産にくれた国が僕にとっての「ヨルダン」です。

※ 最終日。この日はこの旅初めての船での国境越えでした。
早朝指定されたバスで港へ向かう予定が、まさかの寝坊・・。

何とかタクシーを捕まえ向かったものの、間に合わず。
見かねたタクシーのおじさんが貨物船のチケットを格安で手配し、朝食をご馳走してくれ、船に持っていけと軽食まで持たせてくれました。

最後の最後まで、いい印象しかないヨルダン。
いつかまた会ってお礼が言いたいと、今でもふと思い出します。

貨物船から。

海の国境越え。

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